超音波（エコー）検査とは

超音波（エコー）検査は、超音波を体の各部位にあて、その反射を利用して体の内部の様子を画像化し、その画像を観察・診断する検査です。
体の外から「音＝人間の耳には聞こえない超音波」を当てるだけですので、検査にありがちな痛みや苦しみがありません。
また、Ｘ線を当てるわけではありませんので、放射線による被曝の心配もなく、高齢者や女性でも安心して検査を受けていただけます。

検査の流れについて

まず通常の診察をお受けいただき、患者さんのご希望や院長の判断により実施いたします。
何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

【前日や当日朝】
検査部位によって、食事・飲み物・薬などの制限が「ある場合」と「ない場合」があります。
検査内容が決まった後詳しくお知らせします。
服装は、検査部分が脱ぎやすいものでお越しください。

【検査時】
［１］ まず検査する体の部位に、超音波の透過を良くするジェル（ゼリー状のもの）を塗ります。
［２］ 超音波を送受信する先端部分（プローブ＝探触子と呼びます）を色々な角度で検査部位に当て、体内の臓器を観察します。
検査は準備時間等を除くと10〜30分程度がほとんどですが、検査部位によってや何かあった場合は1時間以上かかる場合があります。
［３］ 検査は資格を有する技師が行い、異常があるかどうかの判定は院長が行ないます。

検査システムについて

平岡クリニックでは、大規模な専門医療機関にも数多く導入され、トップクラスの性能を持つ「キヤノンメディカルシステムズ社製 超音波（エコー）診断システム」を導入しています。
最新鋭のフルデジタルシステムですから、高解像度で鮮明なカラー画像を表示でき、またレントゲンと異なり、テレビカメラのように検査時に患者さんが直接リアルタイムに画面を見ることもできます。